【その他】
海外展開を検討し始めたとき、「何から始めればよいのか分からない」と感じる企業は少なくありません。
販路開拓や市場調査だけでなく、認証取得や法規制対応も必要になるため、自社だけで進めるには負担が大きい場合があります。
しかし、海外展開を支援する公的機関や自治体の制度を活用することで、情報収集や費用負担の軽減につながることがあります。
補助金や助成制度が使えることもある
海外展開にはさまざまな費用がかかります。
例えば、
- 展示会出展費用
- 市場調査費用
- 翻訳費用
- 販促資料作成費用
- 認証試験費用
- 認証取得費用
などです。
特に海外販売では、製品・商品の各国認証への対応が必要になる場合があり、試験や評価、申請などに費用が発生することがあります。
しかし、こうした費用に対して補助金や助成制度を活用できる場合があります。
補助金は国だけではなく自治体にもある
補助金というと国の制度を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし実際には、地方自治体や産業振興財団が独自の補助金や助成金制度を実施しているケースもあります。
海外展示会への出展支援、販路開拓支援、製品改良、規格適合、認証取得支援など、対象となる内容はさまざまです。
まずは自社所在地の自治体や産業振興機関の制度を確認してみるとよいでしょう。
補助金はスケジュールの確認も重要
ただ、補助金制度は常時利用できるとは限りません。
行政や自治体によっては予算枠に達した時点で終了する制度もあれば、審査後に採択され、翌年度に補助金が交付される制度もあります。
また、自社の製品開発状況に合わせて申請するケースだけでなく、補助金の公募スケジュールに合わせて製品開発や認証取得計画を立てる企業もあります。
事前に募集時期や交付時期を確認し、計画的に進めることが大切です。
行政・自治体の相談窓口を活用する
海外展開では、補助金を探すだけでなく、相談窓口を活用することも重要です。
専門家への相談や海外市場情報の提供、マッチング支援などを受けられる場合があり、海外ビジネスの進め方を具体的に検討しやすくなります。
特に初めて海外進出を行う企業にとっては、経験豊富な支援機関への相談が大きな助けになります。
主な相談窓口・補助金制度
■独立行政法人 中小企業基盤整備機構
海外展開ハンズオン支援
https://www.smrj.go.jp/sme/overseas/consulting/advice/index.html
補助金:
新事業進出・ものづくり補助金
https://www.smrj.go.jp/sme/overseas/consulting/advice/index.html
■公益財団法人 東京都中小企業振興公社
海外販路開拓支援
https://www.tokyo-kosha.or.jp/TTC/matching/sales_channel/
補助金:
製品改良/規格適合・認証取得支援事業
https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/kairyo.html
■公益財団法人 大田区産業振興協会
海外展開サポート事業
https://www.pio-ota.jp/marke_growth/overseas_transaction/
■公益財団法人 埼玉県産業振興公社
海外展開支援
https://www.saitama-j.or.jp/seicho/
助成金:
補助金・お役立ち情報
https://www.saitama-j.or.jp/seicho/hojokin/
※募集期間や締切日、補助内容は変更される場合があります。最新情報は各機関のホームページをご確認ください。
海外販売では認証対応も重要
販路開拓が進んでも、対象国の法規制や認証要件を満たしていなければ販売できない場合があります。
例えば、欧州ではCEマーキング、英国ではUKCA、北米では各種安全認証が求められるケースがあります。
認証内容は製品や輸出先によって異なるため、早い段階で確認しておくことが重要です。
補助金を活用しながら認証取得を進めることで、費用負担を抑えられる場合もあります。
海外認証PROがサポートします
海外認証PROでは、CEマーキング、UKCA、北米認証をはじめとした各国認証について、適用指令・規則の調査から試験、認証取得、進行管理までワンストップで支援しています。
補助金を活用した認証取得の検討や、製品に必要な認証の確認、適用規格の調査などもサポートしています。
海外展開に伴う法規制対応や認証取得でお困りの際は、お気軽にご相談ください。