《第1回》

皆様、こんにちは。 本日の配信が2月24日のプロローグに続く

第1回目となります。

5回程度に分けてブルーガイドの2章を

解説していきたいと思います。

 

2章は、

”2.WHEN DOES UNION HARMONISATION LEGISLATION

ON PRODUCTS APPLY? “

というタイトルになっています。

 

一応和訳は、

「EU整合法令は、製品にいつ適用されるか?」になります。

この章は、実際に自社の製品をEU市場に投入する際に

一番気になることかと思います。

 

2章は、2.1.から2.10.まであります。

「上市」に関してはずばり2.3.に

記述されていますが前段の2.1.や

2.2.と2.5.の認識が同時に必要になると思います。

 

第1回は、2.2.までをポイントを中心に記述内容を

追ってみたいと思います。

では、早速2.1.から入っていきましょう。

 

2.1.PRODUCT COVERAGE 「カバーされる製品」 :

ガイドの枠内の訳文は、上から順番に

ー「EU整合法令は、製品が上市されるとき、また、

引き続いて最終使用者への引渡し前に

利用可能な状態となるときに適用される。」

ー「EU整合法令は、あらゆる販売形態に適用される。

カタログで提供される製品、または電子商取引による

製品は、カタログまたは、ウェブサイトが

EU市場への提供を指示し、

注文および配送システムを含めた

時点でEU整合法令を満たさなければならない。」

ー「EU整合法令は、新しく製造された製品のみならず、

第三国から輸入される使用済みおよび中古製品も、

それらがEU市場に初めて入るときに適用される。」

ー「EU整合法令は、最終製品に適用される。」

ー「元の性能、目的または形式を改造するための

重要な変更またはオーバーホールの対象となった製品は、

新製品(別の新たな)製品とみなされる。

変更を実施する者は製造者とみなされ、

相応の義務を負うことになる。」

以上が和訳になります。

 

EU整合法令の適用と上市について記載されています。

「上市」の定義は、2.3.に預けるとしてここでは、

大きなポイントは、

「EU整合法令が適用されるときが正しく上市されるときである。」

とされています。

 

また、整合法令を適用しなければならない製品は、

ネット販売やカタログ販売含め、第三国からの輸入

されたものであり新品はもちろん、

中古や使用済みのものを問わないとしています。

 

そして、「整合法令は、最終製品に適用される。」とあります。

ネット販売については、

2.3.でオンライン事業者を定義していますので

そこで詳細を解説します。

 

2.2.MAKING AVAILABLE ON THE MARKET

「市場で利用可能にすること」 :

ガイドの枠内の訳文は、

ー「製品は、有償または無償問わず商業活動において、

EU市場で流通、消費または使用のために

供給されるときに市場で利用可能とされる。」

-「利用可能の概念は、個々の製品に適用される。」

use(使用)についてですが、

end use(最終使用)という語句がキーになります.

use(使用)について欧州委員会の

正しい定義の認識が重要です。

 

つまり、・・

「使用」とは、合理的に予見可能な条件の下で

製造者によって定められ、製品の本来の

目的(意図された)と合致したもの、と記述されています。

 

また、「市場で利用可能にすること」のコンセプトが

整合法令で果たす中心的な役割として、

サプライチェーン内のトレーサビリティの義務付けが

重要、その上で、

「適合された製品のみが出回ることを確実にしている。」

が実現されるとあります。

 

そして、「市場で利用可能にすること」のコンセプトとして、

個々(一つ一つ)の製品に適用され製品の型式、

個別生産やシリーズ生産にも関係しない・・となっています。

最後に、所有の移転とは、

販売、貸与、賃借や贈与の状況において

発生するとされ有償、無償問わない

ものだとしています。

 

さらに、移転は物理的な受渡しを

必要としないとありこれは次の2.3.「上市」で

オンライン事業者に言及していますので

そこで見ていきたいと思います。

(2.1.でも申し上げましたね。)

 

第1回目は、ここまでです。

次回は、1週間後の予定で2.3.「上市」からになります。